神様が一緒に家をでる?

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 これは、家の仏壇です。私の家は臨済宗花園派です。禅宗なので、落ちついた感じの仏壇です。
近所の家に遊びに行って、仏壇を見させていただく機会がありました。
あまりにも仏壇がきらびやかで、思わず「いいなー」と言うと、宗派によって違ううんやでと教えていただきました。
私の母方も同じ臨済宗なので、これが当たり前だと思っていました。


 ある日のこと祖母がこんなことを教えてくださいました。
「うちは臨済宗やけど、お仏壇のご本尊は真宗のご本尊の阿弥陀如来さんなんや。この阿弥陀如来さんは、この家を起こした最初のご先祖様の奥さんの実家(屋号:石風呂)からやってきたんやけど、やけど、その家が真宗やったんや。うちにやってきた阿弥陀如来さんは、『嫁に行く時、一緒についていく』って言われたから、宗派はちがうんやけど、うちのご本尊さんになったんやで」と教えてくれました。
 そう、いい伝わってはいるけれど、実際は「実家の方が、嫁に行って何ぞ大変なことがあっても大丈夫なように、と嫁入りの際に持たせた」ようです。


 その石風呂の家から分家したAさんのお家の庭には小さな御社がまつられています。その御社はもともと石風呂の家にあったそうですが、「あなたが分家するなら一緒についていく」と言われて、やってきたそうです。

 家のご本尊が「嫁に行く時、一緒についていくと言われた」という言い伝えはまんざら嘘のお話でもないようです。
 
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by deity_river | 2009-05-24 23:02 | いいつたえ | Comments(0)

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