秋葉権現さま(the other story)

 先日、母方の祖父の一周忌のために、母の実家にいきました。
おっさんをお迎えして、家で拝んだあとは、お墓に行き、お寺で拝みました。拝み終えて、境内に出たときに、その一角にちいさなお社があるのが目に入りました。
何がおまつりされているのかなーと、なんとなくのぞいてみると、中には人の形をした方が、左手に剣を持っていて、背中に真っ赤な炎をあげていました。
「これって不動明王さまかなぁ?」とすぐ隣にいたいとこに聞いたところ「このお地蔵さんの前で甘茶飲んだことあるで!」と言いました。
ここでは、お不動さん(いとこはお地蔵さんってゆうてたけど・・・)の前で甘茶を飲む習慣があるんかなぁと思い、ちょうど境内に本堂を閉めるためにやってこられたお寺の奥さんに伺ってみました。そしたら「秋葉権現っていう神さまってきいとるよー」とおっしゃいました。

私の頭の中で、『秋葉権現さん??作畑ではきたことない神さまやなー・・・』と思い、奥さんに「秋葉さんって何ですか?」と伺いました。そしたら、ちょうどおっさんが境内に出てこられました。

おっさんは「あれなぁ、秋葉権現さんっていいなるんや。火事や災害から守ってくれる神様で、総本社は天竜川の近くにあって、詳しく知りたかったらネットで見てみたらどうですか?」と教えてくださいました。

そのときは、「へぇ~。秋葉権現さまっていう神さまは初めてきいたなぁ。初めて聞いた神さまやし家に帰ってしらべてみようかなぁ。」と思って、それ以上に関心をもたずに家に帰ってきました。家に帰ってから、神さまに詳しい方に問うと、「秋葉権現さまの形がカラスの姿だと、とても珍しい」と伺ったので、再び、お寺を訪問しました。

お寺に行く前に、祖母に「お寺の秋葉権現さまの写真とってきてくるわー。おばあちゃんは秋葉さんのことなんかしっとう?」と聞くと、
「この辺りはな、むかーし、よう火事がおきとったらしいんやなぁ。一年のうちに何軒も火事にあんったそなんや。やから、秋葉さんから、神さまを頂いてきて、ここでおまつりしているんやぁ。秋葉さんのおまつりにはな、小豆の入ったおにぎりをお供えするんやで。そういえば、ここのひいおばあちゃんのお父さんも、近所の方と静岡の秋葉さんまでいって、拝みにいきんなったって書いたもんをみたことがあるわなぁ。」というお話をしてくれました。

この地域に伝わる『秋葉権現さま』、ぜひ大事にしていただきたいです。
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(右下の炎がすでに欠けていますが・・・)



追伸:今回の法事で母の地域を知っていくうちに、だんだんこの地域にも興味が沸いてきました。
母も父とが育った場所と同じような「山と川のあいだで」おおきくなりました。父方の場所をメインに書こうと思っているのですが、どうしても、私の中の半分を成り立てている母方のことも書きたいので、「the other story」として、取り上げたいとおもいます。
 今回、秋葉権現さまのことを知ったのをきっかけに、ここに伝わるお話(民話)にも興味があります。ちょっと脱線(寄り道?)になると思いますが、私にはとっても由縁のがあるので、取り上げていこうと思います。
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Commented at 2010-06-11 11:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by deity_river at 2010-06-11 21:59
>mamoさん
詳しくはきいていないですが、そんなことをすでに聞きました(笑)
また、お目にかかりたいなーと思っています。見れるんでしょうか・・・?
ここは、ふつうに、戸が開いていましたが。
by deity_river | 2010-06-10 21:04 | いいつたえ | Comments(2)

地元の暮らしの様子や日々思ったことを更新中。なくしたくないものがたくさんあるから。