堂山(どやま)

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 この写真の山はどこでも見かけるようないいたって普通の山に見えますが、この山と作畑の地域とは深い関係があります。この山の頂上には昔、「妙見さん」が祭られている祠があったそうです。この地域地区の四方にはこういう祠があり、この地域を守ってくださっていたようです。
「妙見さん」について少し調べてみると、

 「妙見さん」の歴史をたどれば、実は北辰あるいは北斗七星を神格化した妙見大菩薩が原型のようです。その姿は北の方角を意味する玄武(げんぶ;大きな亀)に乗っているものが多く、まずは「方角の神様」であるとか「失した物を現出させる神様」として、既に奈良時代には民間の信仰を集めていたことが『日本霊異記(にほんりょういき)』にも見られます。

 引用:京都妙見めぐりhttp://homepage3.nifty.com/silver-moon/meguri/Oct.htm


 やはり、方位の神であることがわかります。
今では、その妙見さんはなくなり、観音堂の観音様と一緒に祭られているそうです。四方に祠があるというのなら、あとの3つの行方が気になるところです。

 また、この山は作畑地域のほぼ真ん中に位置しているので、最近まで、放送のスピーカーが 設置されていたそう。この山、低そうに見えたので、登ってみましたが、半分ほど登ったところから急に傾斜がきつくなり、登ることは出来来ませんでした・・。

 ちなみに、この山のほとんどは杉の木で覆われていますが、近所のおじいさんのお話では「昔は腰丈ほどのつつじで覆われていて、春になると鮮やかな桃色や白色の花が咲いて、きれいやったんやけど、いつの間にか杉の種が飛んできて、こんな山になってしもうた」とおっしゃりました。私はてっきり植林されてこんな山になったのだと思っていたのでびっくり。

ひとつの山にもいろんな歴史があるようです。  
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by deity_river | 2007-12-10 19:31 | いいつたえ | Comments(0)

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