『花まつり』―てんと花( 天日花)

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旧暦卯月8日はお釈迦さんの生まれになった『花まつり』の日です。 いまは一ヵ月遅れの5月8日に行われます。
 昔はこの日は、どこの家でも長い竹竿の先にシャクナゲやツツジなどの季節の花をつけて、門先に立てる習慣がありました。このことをこの辺りでは『てんと花』といいます。花は6日か7日辺りに山へ行き採ってきます。
私の家では、花の一番高いところにホウの木をつけます。これは「お釈迦さんの傘」といいます。シャクナゲはお釈迦さんにはかかせない花で「お釈迦さんがインドより中国にこられて、日本に渉られるときに人間の背中におわれてこられたそうですが、人の背中に直接乗るのはもったいない。だから人の背中の上にしゃくなげを乗せて、その上に乗られてこられたそう」です。あと、シキミもなくてはならないのですが、シキミは匂いがきついので死人の匂いを消すそうです。うちでは他に季節の花はツツジをつかいます。
 てんと花に使ったシャクナゲの葉は大切に保存しておき、それを一枚身につけて山へ行くと(山仕事や山菜とりなど)、ハメ(まむし)に噛まれないというも言われています。

さおに花をつけて、、高くお供えするのはどうやら太陽信仰につながるそうです。
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by deity_river | 2008-05-11 00:26 | ぎょうじ

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