2008年 10月 08日
山田のKさん
山田のKさんは、こんにゃく作りの名人。
今日Kさんと話をしていると、作品を見せてくださいました。
Kさんはこんにゃくをつくるのが上手なだけでなく、こんにゃくの原料となる「こんにゃくいも」にとても深い思いを持っておらます。それは、昔若いころにこんにゃく玉(芋)を出荷するためにたくさ玉を栽培されていて、大変苦労をされたようです。
こんにゃく芋は他の野菜と違って、1年では商品にならず、3年かけて芋を育てます。それも、3年植えっぱなしでは、冬のあいだに凍傷を起こして腐ってしまうので、冬になる前に掘り出して、家の寒すぎないところに保管して(昔は囲炉裏の天井裏に保存していたそうです)、また春になったら畑に植えるそうです。3年経って大きく育った芋は、ワラをこすってひげ(根)をとって、ようやく出荷できたようです。
Kさんの描かれたこんにゃく芋の絵を見たときに、なんだか希望を感じました。
Kさんとお話していると、いろんなアイディアが浮かんできました。
なんだか、わくわくする気持ちです。これを少しずつ表現できていければなぁと思います。
『村おこしに役立てよう』
なんだか素敵な言葉です。
私の村おこしは、きっと「新しい目線で見ることなのかなぁ」と勝手に思っています。
私にとって「当たり前」になりつつ、この地域をいろんな角度から見れるようになりたいと思っている毎日です。
by deity_river
| 2008-10-08 23:13
| ひと