そばうち道場

 先週の日曜日、りんごの木で、「そば打ち教室があるよ」と聞いて、参加してきました。先生がとってもおもしろい方とのことで、これは参加せねばと思いました。


今日の先生は、東柏尾のあっちゃんさん。まずは、先生の見本を見ました。
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粉をふるって
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水を少しずつまぜていきました。そばは、水の加減が命だそうです。慎重かつ、手早く水と粉を混ぜてます。
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生地になんべんなく水分がゆきとどいたら菊練
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空気を抜くためにへそだし
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しかくく伸ばして、
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おりたたんで、切りました。
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これで完成。




そして、次は自分たちの番。
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(わたしたちの菊練・・・はれれ?なんか、みるんとやるんではなんか全然違う・・・?)
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先生が作ったそばの生地はあかちゃんのおしりのようにすべすべでしたが、私たちが作ったものは、なんだか鮫肌??
けど、強引に切っていきまいた。
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けど、その切る作業もなれなくて、ちょっとふといサイズが混じってる??
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それもご愛嬌です。


切り終えたら、ゆがいていただきました。
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ゆがき上がったら、みんなで、おそばを頂きまいた。
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あー、おいし。

食後には、デザートも見た目にも涼しくて、しかも美味しい。ステキすぎです。
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一日、たのしい時間をありがとうございました!
あっちゃん先生はなんと、千ヶ峰を一緒に登った山ちゃんの親類だそうです。
(わたしも、あっちゃんもびっくり。あっちゃんにそういうルートで知り合いになったのかと根掘り葉掘り聞かれました・・・・笑。お互いに知らない間にそれぞれのブログの読者だったのです。)
しかも、一緒に参加したお母さんたちのご家族にお世話になったことがあったり、校区内の先生だったりとか、みんなどこかしらでつながっていました。
世間はなんと、せまいです。


そして、ここで食べきれなかった分は、父にプレゼントしました。
けれど、未だに感想はありませんが・・・・・。
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by deity_river | 2010-06-26 21:46 | しゅみ | Comments(4)

川であそぼう!

 今日は、作畑のKanさんとめぐみちゃんとで、沢登りにいきました。
本日登るところは、吹上川。
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大川(越知川)から、県道の橋をくぐって、吹上にある「上水のポンプ場」あたりまで目指しました。

まずは、大川で水ならし。
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このあたりの場所は、越知谷第二小学校のプールがなかったときに、ここでプールの授業をしていたそうです。
今は、ちょっと浅いですが、大きな岩もあるし、少し前まで、ここから子ども達は飛び込んでいたんだろうなぁと勝手に想像しました。

体が冷たい水に慣れてきたら、いよいよ大川を横切って、吹上川をめざします。
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(橋の下のトンネルが吹上川です)
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(県道のトンネルをくぐる)

トンネルをくぐったらいよいよ吹上川です。
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この写真を撮った直後に、本日のコースで一番深いところなので、写真はありません。カメラを失いたくないので・・・(すでに、山というかススキ畑で紛失した経験アリ、カメラは山焼きで燃えているでしょう・・)。


しばらく、緑のトンネルの下を歩いていたら、橋が見えてきました。
この橋の下が、本日の最大の難関である滝になっています。
まずは、kanさんがひょいっと登りました。
続いて、めぐみちゃんが、よいしょと登りました。
そして、私の番・・・。
滝の流れの弱そうなところに足をひっかけましたが、なんかぬるぬるして不安定。
えいっと力を入れたら、あれ?左の足の付け根がずれた??
なんか痛いので、あきらめて、滝をよじ登らずに、すぐとなりのまったく流れのない岩場をよじ登りました。
子どもでも登れる滝を私はあきらめました!!(やって、足が痛かったもん・・・)
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(右が滝、左は私が登った普通の岩)

ここから、右手にはすぐに吹上の民家が見えます。
その下には石垣が並んでいます。
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(こんなところにまで、グロを積むなんてすごいなぁと思いました)

左手には、鹿柵と、吹上の旧道がありました。
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(吹上のアスファルトの道は最近できたそうです。昔、作畑の下村住民の方はこの道を歩いて白口方面へ向かっていたそうです)

途中、川が別れていました。
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右へ行くと青草峠の方へいけるそうです。私たちは白口方面へ進むので、左の方の川を進みました。

別れているところからちょっといたっところには、梅の木が川に入りかけていました。
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3人でこの梅をさわりながら、食べれるかな~、と見ているときに、ふと上を見ると・・・・人が。
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ひろゆきさんです。ひろゆきさんが薪をとりに家の裏へでてみると、川を歩いている3人の姿が見えたので、様子を見にこられました。3人も川を歩いていたので、ちょっとびっくりされていました。

どんどん登って、吹上のお稲荷さんの手前で道へあがってきました。

途中、いろんな植物に出会いました。
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     (ヤマブドウ)

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     (ノイチゴ)

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     (コウゾ)

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     (マタタビ)

そして、道を歩いて、千ヶ峰を仰ぎました。
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今年のGWに千ヶ峰に登った時には、あのてっぺんから私がたっている場所を見下ろしていたんだと思ったら、なんだか、また千ヶ峰に登りたくなってきました。

そして、また、植物探し。
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     (クワ)

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    (イツツバアケビ)

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     (ケンポナシ)

いろんな植物を見て楽しんだ後は、村へ帰ってゆきました。
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川を歩きながら、いつも川と遊んでいるKanさんのお話を聞きました。
最近、川で遊んでいない私は、全く気付かなかったのですが、今日、沢を登りながら、ここってこんなんやったっけ?という違和感はありました。
kanさんが言うには、去年の大雨以降、川の環境が変わったそうです。
ここはこれだけ深かったのに、こんなに浅くなってしまったとか、この場所にはたくさん魚がいたのに、ほとんどいないとか。
たしかに、千ヶ峰を登ったときは、大雨の前に登った時とは全然違っていて、自然の力ってすごいなぁと感じましたが、今日、沢を登って、Kanさんのお話を聞いて、やっと川の変化にも気付きました。
山も川も、そして自分たちも自然にいかされているんだなぁと感じました。


梅雨なのに、天気に恵まれてとても楽しかったです。
とてもよい時間をありがとうございました。

今日でここを歩くのは実は9回目ですが、ヒルポイントなのに、未だにここで献血をしたことがありません。
もしかして、ヒルが私を嫌がってる??
ヒルが全く気にならない人のとこへは寄らんのかな、むしろ吸ってもらいたいぐらいなんやけど・・・。
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by deity_river | 2010-06-24 21:39 | ふうけい | Comments(4)

おじいちゃんとワナ

 観音講でたくさん拝んだ後に、畑に行くと、祖父が、何やら畑の上のグロ(石垣)の間をごそごそしていました。
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何をしているのかな・・・とのぞいてみると・・・・






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もぐらのワナ!!

パイプで作ったワナにモグラが入ると、一方通行になっているので、外に出れないという仕組みなっているそうです。

祖父は、「このワナをかけとる場所は、もぐらの歩く道や。ここにずーっと歩きょるあとがあるやろ?」と言ってグロをずーっと指さしてくれましたが、私には、どこはモグラの道なのか、全く分かりませんでした・・・。
祖父曰く、グロに沿ってまっすぐに道があるそうです。


そして、昨日、仕掛けていたところには、さっそく一匹目の犠牲者がいらっしゃったようです・・・・。なぜか石の上に寝かされていました。


さっきまで、観音講でたくさん拝んでいたけど、また、モグラさまの前で、何度も南無阿弥陀仏を唱えながら、一枚写真を撮りました。
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というのも、「モグラ」を実際に見るのは、初めてなんです!!
本当に、大きな爪を持っているので、感動しました。

私が、モグラを観察していると、祖母は「きゃーるいわ。この子らのせいで、今年のジャガイモは不作や!おいしいもんようしっとるわぁ。」と横で嘆いていました・・・・。


祖父は、小さい時からウサギやネズミやのワナをかけるのがとっても上手らしいです。
これは、きっと「遊びの中から得た知識」やと思います。
祖父からは「あのウサギ谷で、ウサギをとったんや。ウサギが多いからウサギ谷っちゅーんや。」と何度も聞きました。

私は、かわいそうという気持ちが先にやってくるので、自らワナを仕掛けることは出来ません。
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by deity_river | 2010-06-17 23:07 | ふうけい | Comments(6)

観音講

 毎月17日は「観音講」の日です。

祖母が「お参りに行く」というので、ついていきました。
実ははじめての観音講です。
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7月の17日の観音講の日には、年に一度のご開帳があり、翌日の村祈祷では岩屋・越知・大畑のお坊さんを招いて拝みますが、普段の月には、観音さまのいらっしゃるところは空けずに、その前で地域の方の代表の方が先立をして拝みます。

皆さんが集まってから、今日の先立はだれがするやで、ちょっともめました・・・・。
「まっちゃん、しななー」との声に、祖母は「寺ならするけど・・・、いやいやいや・・・」と断り(祖父が寺総代をしているので、お寺ならあげるそうです)、しばらく相談した後に、今回はいっこさんとはーさんに決まりました。

最初に、何とかと何とかというものを3回上げて、次に心経を3回あげました。
最近、心経を覚えようと、あげたり写経したり、頑張っているので3分の1ぐらいは暗記してあげました。

そして、難しい観音経へ。
観音経をあげたはーさんは、覚えておられるそうです。
(そういえば、和尚さんが読む観音経と微妙に違うような気がしたのは、気のせいでしょうか・・・・)

観音経の次は長い御詠歌です。


ご詠歌が終わって、南無阿弥陀仏を108回唱えて、観音堂に合祀されているそれぞれの神さまの真言を唱えられました。そして、最後に妙見さまに妙法蓮華経(だったかな・・・?)を何度も唱えられていました。
それで、確かおわったと思います。(途中、足がしびれて、記憶が曖昧です)


観音堂内で拝まれた後は、お堂の外にある恩重之碑と三界萬霊等の前で、かねさんの先立で心経を3回唱えました。
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すべて、拝み終わるまでに、1時間半ぐらいかかりました・・・。

あとは、お茶会です。
私は、祭り当番の方(今回は吹上の方)のお手伝いで、お茶出しをしました。

あるおばあちゃんから「観音さんで、お手伝いをすると、観音さんからまもられるよ~」と教えていただきました。「そうなんやー」と、単純な私は張り切りました!

あるおばあちゃんから、「あんたんとこのこうおばあちゃんも観音さまに熱心やったんやで~」と教えていただきました。
私には、こうおばあちゃんとの記憶は全くありませんが、こうやって、地域のいろんな方から昔のお話を聞くのは楽しいです。
今日も楽しい一日をありがとうございました。
 
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by deity_river | 2010-06-17 22:46 | ぎょうじ | Comments(0)

梅シロップ完成

 ようやく、5月末に仕込んでいた「梅シロップ」が完成しました。

前回、仕込んでから、毎日1回は瓶をゆすって、フタを開けて、中の空気を抜いていました。
ようやく、氷砂糖がとけたので、次の作業に入ることにしました。
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梅を引き上げて、シロップだけを、鍋にうつして、弱火にかけて、アクすくいました。
アクをすくいきって、一晩冷ましたら、出来上がり。
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シロップのあく抜き作業と平行して、取り出した梅でジャムを作りました。
しかし、それをみた母に「藻?」といわれるほど、見た目が悪いので、公開できません・・・。味はおいしんやけどなぁー。煮詰めすぎて、食べるたびにレンジにかけないとガッチンゴッチンです。ジャムすくおうとしたらスプーンの方が曲がりました・・・。


できた梅シロップは、きれいなあめ色をしているので、見た目にも涼しげです。
そして、さっそく、夏バテしている(毎年のことですが6月に入ると急に疲れるのです)ので、頂きました。
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しばらくは、これを栄養ドリンクとしていただいて、生活でも、山でも体力を回復させようと思います。
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by deity_river | 2010-06-13 11:15 | しょくじ | Comments(2)

 『故・朝日さんの伝承』をぱらぱらと見ているときに、気になるお話と出会いました。

それは「魂呼び」という物語。


 カラス鳴きが悪いと死ぬるということをいいますなぁ。
カラスが屋根棟にやってきて、カーカーいいますと、
「まあ誰か死ぬるか分からんぞ。カラス鳴きが悪い。カラスが鳴いてもどもならん」
いうこたぁいいますがなぁ。
 そして、息がきれるとなぁ。屋根棟に上ってなぁ。その名ぁ呼んで、ワーワーわめきよりましたなぁ。
魂呼びっていうて。そうして、死んだ人を呼び返すんだって。


 この物語を見たときに、すぐに母の言葉が浮かびました。

母は、朝、洗濯物を干す時に、たまーに「あっ、あそこの屋根の上に止まっとーカラスがさみしい鳴きかたしよったわ。誰か亡くなりんなったかなぁ・・・」とつぶやきます。

私はいつも、「え~、今、カラス鳴きよった?悲しそうやった?ふつうのカァカァの鳴き声と違うん?」と言っています。

しかし、母のつぶやいた後には、ほぼ町内放送でお悔やみのお知らせが流れます。

私には、まったく区別のつかないカラスの鳴き声。

母は、「なんともいえない悲しそうな声」と「ただの鳴き声」の区別が出来るようです。


そういえば、こういった話は、なにげない日常の生活の中でたくさん聞いているような気がします。ただ私自身が気にしていないから、聞き流しているだけなのですが・・・。
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by deity_river | 2010-06-11 22:07 | いいつたえ | Comments(4)

 母方の祖母に「秋葉権現さま」の話を聞いたことをきっかけに、祖母から地域に伝わるお話や、祖母が曽祖父母から聞いたお話や、どうして祖母がここに嫁いでくることになったのかとかいろんなお話をおしえてもらいました。

 そんなお話をしている時に、伯父さんに「ともちゃんねーは、古いことに、興味があるんか?」聞かれました。「うんうん、昔のお話大すきやで。このへんの民話をまとめた本を作畑の民話の好きなおじいちゃんから借りて読んだことあるわ~。」というと、伯父さんが「・・・そういぁー、教育委員会に、このへんにゃーの民話をまとめた本が置いてあったぞ。」といわれたので、私の興味があるような本をまとめて仕入れて、届けて頂きました。
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(某病院売店で妙見さんの絵本を買っていたのを覚えて下さっていて、名草神社の資料も一緒に届きました)


その中には、前々から気になっていて、ぜひそのうち手に入れたいと思っていた『故・朝日さんの伝承をまとめた民話』や作畑の誠太郎さんからお借りしたことのある民話の本があって、とっても嬉しかったです。(まさにこれやー!と、驚きました。以心伝心?)

その一つの、朝日さんの伝承の中に、家系図が載っていました。それを見つけた祖母が「おわ!おとうさんの名前が載っとるわぁ!しかも、よそからきとるお母さんの名前までのっとるわぁ!」と大喜び(祖母は薄い親類のなのです)。そして、「ここに、わしにゃーの名前を書いとくなはれ。」というので、鉛筆で書き足しました。そして、祖母から教えてもらって私の知る限りの家系図を書き続けて、最後に自分の名前もちゃっかり書きました(笑)

祖母は、民話の本をみながら「こんのお話はーな、おばあちゃんのおばあちゃんから聞いたことがあるお話やわ~。こんなこといいんなったわぁー。わっちゃーの子どもの時分なんかにゃは、昔やからな。テレビなんかなかったんやわぁ。やから、おばあちゃんがな、夜になったらこんなお話をようきかせてくれとんなとったわぁーぁー。なつかしー、なつかしー。」と話してくれました。

そういえば、私は、テレビの時代に生まれましたが、民話が大好きです。
幼いときから祖父母と一緒に暮らしていなかったので、昔話をたくさん聞いて大きくなったというわけではありません。
どうして、自分は、こんない興味を持つんだろうなーと不思議に思います。けれど、母からは間接的に昔のお話をちらちらと聞きました。祖母とも、農作業の合間とかしか聞いたことがありません。ちらほら聞いたことが、自分の中で増幅していたんかなぁとも思います。

どうして、こんなに興味を持つのかは自分でもよく分かりませんが、ただ単に昔のことに興味があって、へーそうなんやと知ることが楽しいです。
昔のことを知ることで、自分の今まで見てきた景色やモノに対して、どうして今こうなっているのかとか、そのモノ自体の歴史を知ることで、今まで見ていた視点とはちょっと違う視点でいろんなものを見れるような気がするし、一つモノが分かると、そういえば、あれはなんやたっけ?と数珠繋ぎのようにいろんなことを知るのも楽しいです。

父方の祖母も、ちょっと遠くの場所から嫁いできたのに、作畑生まれのちょっと若い方より、とってもいろんなことに詳しいです。それは、姑である曾祖母のこうさんが、祖母にいろいろと教えてくれていたからだそうです。このこうさんは作畑生まれの作畑育ちで、とっても古いことに詳しかったそうです。
とにかく、父方も母方も、古いことに詳しい=そのあいだに生まれた私もちょこちょこと間接的に昔話を聞くことで、興味を持つようになったんかなぁと自分では思っています。

誰かの本か、誰かから聞いたのかちょっと記憶が曖昧ですが「その辺にころがっている石一つにも歴史があるんだよ」という言葉と出会ったことがあります。私にも、歴史があります。私が、生まれたときからの歴史ではなくて、私へと繋がっていく歴史です。家系図を書き足して、いろんなことが分かっていくうちに、今の私があることは必然かなぁと勝手に思いました。
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by deity_river | 2010-06-10 22:21 | ぐるぐるおもう | Comments(0)

 先日、母方の祖父の一周忌のために、母の実家にいきました。
おっさんをお迎えして、家で拝んだあとは、お墓に行き、お寺で拝みました。拝み終えて、境内に出たときに、その一角にちいさなお社があるのが目に入りました。
何がおまつりされているのかなーと、なんとなくのぞいてみると、中には人の形をした方が、左手に剣を持っていて、背中に真っ赤な炎をあげていました。
「これって不動明王さまかなぁ?」とすぐ隣にいたいとこに聞いたところ「このお地蔵さんの前で甘茶飲んだことあるで!」と言いました。
ここでは、お不動さん(いとこはお地蔵さんってゆうてたけど・・・)の前で甘茶を飲む習慣があるんかなぁと思い、ちょうど境内に本堂を閉めるためにやってこられたお寺の奥さんに伺ってみました。そしたら「秋葉権現っていう神さまってきいとるよー」とおっしゃいました。

私の頭の中で、『秋葉権現さん??作畑ではきたことない神さまやなー・・・』と思い、奥さんに「秋葉さんって何ですか?」と伺いました。そしたら、ちょうどおっさんが境内に出てこられました。

おっさんは「あれなぁ、秋葉権現さんっていいなるんや。火事や災害から守ってくれる神様で、総本社は天竜川の近くにあって、詳しく知りたかったらネットで見てみたらどうですか?」と教えてくださいました。

そのときは、「へぇ~。秋葉権現さまっていう神さまは初めてきいたなぁ。初めて聞いた神さまやし家に帰ってしらべてみようかなぁ。」と思って、それ以上に関心をもたずに家に帰ってきました。家に帰ってから、神さまに詳しい方に問うと、「秋葉権現さまの形がカラスの姿だと、とても珍しい」と伺ったので、再び、お寺を訪問しました。

お寺に行く前に、祖母に「お寺の秋葉権現さまの写真とってきてくるわー。おばあちゃんは秋葉さんのことなんかしっとう?」と聞くと、
「この辺りはな、むかーし、よう火事がおきとったらしいんやなぁ。一年のうちに何軒も火事にあんったそなんや。やから、秋葉さんから、神さまを頂いてきて、ここでおまつりしているんやぁ。秋葉さんのおまつりにはな、小豆の入ったおにぎりをお供えするんやで。そういえば、ここのひいおばあちゃんのお父さんも、近所の方と静岡の秋葉さんまでいって、拝みにいきんなったって書いたもんをみたことがあるわなぁ。」というお話をしてくれました。

この地域に伝わる『秋葉権現さま』、ぜひ大事にしていただきたいです。
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(右下の炎がすでに欠けていますが・・・)



追伸:今回の法事で母の地域を知っていくうちに、だんだんこの地域にも興味が沸いてきました。
母も父とが育った場所と同じような「山と川のあいだで」おおきくなりました。父方の場所をメインに書こうと思っているのですが、どうしても、私の中の半分を成り立てている母方のことも書きたいので、「the other story」として、取り上げたいとおもいます。
 今回、秋葉権現さまのことを知ったのをきっかけに、ここに伝わるお話(民話)にも興味があります。ちょっと脱線(寄り道?)になると思いますが、私にはとっても由縁のがあるので、取り上げていこうと思います。
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by deity_river | 2010-06-10 21:04 | いいつたえ | Comments(2)

 今日は、前回の寺前駅前にあるクラフトFriendsさんのお店で、篠笛作りワークショップを行いました。
駅前に久しぶりにいって、今回もびっくり。いつのまにか寺前駅が美しく変身していました。
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(山小屋をイメージされていうのかな・・・新しいのによく風景になじんでいます)


前回、紙漉きワークショップをしている時に「そういえば、塩ビ管篠笛もつくれるよ」という話の流れから、みんなつくりたーいということで、開催されたのですが、nap*popoさんもクミコさんも用事のために不参加で、すっぴん子さんと私だけになりました。

 しかし、今日は入れ代わりたちかわり、すっぴん子さんのお友達がお店にこられたので、とてもにぎやかでした。
というのも、今日出会った方は、実はみんな越知谷と縁のあるかたばかりで、私のよく知っている作畑のおいさん・おばちゃんの親類だったり、小学校の先生のファミリーだったりと、「世間はとってもせまい」ことに驚くばかりの一日でした。しかも、みなさん「Nature Styleしんぶん」を読んで下さっているのか「ともみです」と挨拶すると、「作畑の!?」といってくださいました。ありがとうございます!!

 私の塩ビ管制作は、キリで穴を開けるところからはじまり、この作業にいつも苦戦しているのですが、すっぴん子さんが電動ドリルを持ってきてくださったので、いつも2時間ぐらいかかっている穴あけ作業が、たった3分で完了。さすが、電気の威力は違います!
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(ドリルで穴を開けています)

私は、入れ替わり立ち代りやってくる方とのお話に夢中で、しかもよそみしている時に左手の指と腕を負傷・・・で、篠笛作りがまったく進まなかったのですが、私が穴を2つ開け終える時に、すっぴん子さんは笛を完成させていました。
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(すっぴん子さんの塩ビ管篠笛第一号!私はまだできていないので、ゴールデンウィークに作ったものです・・)

その後もいろんな方がこられ、私はおしゃべりに夢中で、作業は全く進まなかったので、最後はすっぴん子さんにお願いして、仕上げていただきました。
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(上がすっぴん子さん作の篠笛、下は私が作業放棄した篠笛・・・)


 私が今日作った篠笛(途中からつくっていただきましたが・・・)は「将来、きっと有名な笛吹き奏者になるとおもうほーちゃん」にプレゼントしました。
ほーちゃんは4歳で笛が大好きで、縦笛(リコーダー?)も持っているみたいです。

 今度のワークショップは篠笛作りの再挑戦と、お箸作り(木の採集から)でしょうか。
次回もよろしくお願いいたします!
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by deity_river | 2010-06-03 22:34 | しゅみ | Comments(2)

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 第一面は「kitchen momoさんの夏野菜について」のお話です。夏野菜は大好きですが、こういう意味があるんだ~っととても勉強になりました。


そして、私は、今回は得意分野(?)の民俗学から、「田祭り」の記事です。
前々から、田祭りについて興味があったのですが、なかなか調べることが出来ませんでした。今回の新聞発行に向けて、自分なりに調査を進めてきました。

まず、田祭りというのは、稲の豊作を祈って、「田植えが終わって、最初の亥の日に行う行事」です。田祭りでは、栗の枝、ヒオウギ、ススキと束ねて(これを田祭柴という)、田んぼの水口に立てて、トチの葉っぱの上に田祭り団子をのせて、一緒にお供えします。
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 (田祭りの様子)

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(田祭り団子のアップ写真。俵型に丸めた団子の端を指でつまんで真ん中をひねっています。余談ですが、田祭りを行ってしばらくしたら、団子のみさっそくカラスのごちそうになってしまいました・・・)


 作畑には、「田の神さまが、観音さんのとこまできちゃったときに、夜が明けてしもたんや。田の神さまはハゲ頭で、人に見られるんが恥ずかしいから、引き返してもちゃったんや。だから、観音さんより奥の田んぼでは、田祭りはせえへんのんや」という言い伝えがあります。
ウチの家はちょうど観音堂のすぐ下にあるので、ウチまでは田祭りをしていたそうです。しかし、すぐ裏でも観音堂より北になる屋号ダンのおばちゃんのおうちでは、していなかったそうです。このお話は、本当のようです。

 私は、田の神さまが「ハゲ頭」・・・・というところから、「おじいちゃん」の姿を想像していました。しかし、祖父のすぐ下の弟のゆおっちゃんのところへにトチの葉っぱを頂きにいったときに、田の神さまについて、聞きました。そしたら、おっちゃんには「田の神さまはおじいのはずがない、やって、おじいはみんなハゲとるやんか。やから、そんなんはずかしいことないやんかー。これはおなごや。やから、ハゲ頭を見られるがはずかしいんや。」というお話をききました。この話を聞いた時に、私はとんでもない勘違いをしていたと気付きました。「神さま=おじいさん」となぜか思い込んでいた私は、性別から間違っていたことに気がつきました。
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(ゆおっちゃんの家の庭の栃の木)

一番下の弟のしょーちゃんのところへ行ったときに「ゆおっちゃんが田の神さまはおなごやってしゆうてんやけど、ほんまなん?」と聞きました。そしたら、しょーちゃんは「田の神さんっちゅーんは、おなごなんや。左の頭がハゲとったらしいでー。」というお話をききました。そして、それを祖母の報告したら、祖母からは「田の神さんはな、ここ(観音さん)まで、きちゃったときに夜があけてもたんや。ほんでハゲた頭を見られるが恥ずかしいっちゅーから、引き返しちゃったんやけどな。ほんときに赤いいまき(女性の下着)を頭にかけて去っていったって、こうおばあさんから聞いたわ。いまきを被るってことはおなごなんやろうなー。」との、話をききました。
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(ピンク色のが「いまき」。おばあちゃんが初めて撮ったデジカメ写真なんで、不思議な感じにぶれています・・・)

なるほどー。私は今までいろいろと勘違いをしていました。3人からの貴重なお話で、「田の神さま」についてなんだか分かってきました。私が勝手に想像した「田の神さま」はしんぶんの方に載っているので、ぜひご覧ください。


 田祭りのお供えするものですが、越知谷では上記に書いたものですが、但馬地方では、各地によって微妙に違うそうです。
たきわら(竹原野)では、「田祭柴にホウの木を添えたり、栃原では田祭り団子の代わりに「ホウの葉っぱでくるんだ大きな握り飯」をお供えするそうです。朝来町では、田祭柴と一緒にお供えするのは、団子ではなく、「小麦粉の菱餅一重ね(2つ)のうえに、いりこ数尾をのせる」そうです。
また、母方の遠い親類になる建屋の餅耕地のあるAさん宅では田祭柴のくくり方も古例によっているそうです。「栗の枝の前にヒオウギ、後にススキを添えて、一本のワラでくくる。くくり方は、ワラを一本取って根元を柴と一緒に押さえ、10センチばかりで折り返してワナを作り、下より上へグルグルと左巻きに巻き、最後は最初折り返したワナに通し、根元を引いて締め、ワラの端っこは切ってはならない。祭る場所は、田の水口の外・地神・荒神・田の神・福の神さん、氏神様にも同様の柴を飾りお供えする。地蔵さんには小麦の団子だけを添える」そうです。

そういえば、祖母に、田祭柴をつくってもらいましたが、なんとなく、栗とヒオウギとススキを重ねているのかなと思っていましたが、Aさんのおうちに伝わっているのとまったく同じ順番でした。どうやら、重ね方は順番がきまっているようです。

 本当は、田祭りの時期にはまだすこし早いのですが、しんぶんの記事に取り上げるために田祭りを行いました。
今は、されなくなった年中行事ですが、これを機に復活させたいなぁと思っています。



 この記事のために葉っぱを集めて、団子を作ってお祭りして、その記事を書き終えたときにとても「達成感」が得られました。一緒にNature Style しんぶんを書いているnao*popoさんのお話では、この達成感を「カタルシス効果」というらしいです。nao*popoさんの記事も必見です。
もちろん、クミコさんのクミコラムもすっぴん子さんの「すぴコラム」の必見です!
みんな、それぞれに個性が輝いています。
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by deity_river | 2010-06-03 19:06 | ぎょうじ | Comments(0)

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