お盆-迎え餅

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遅くなりましたが、お盆についてもう少し触れたいと思います。

『迎え火』を灯す前にお仏壇に七つの野菜をお供えします。トマト、とうもろこし、まくわうり、きゅうりさつまいも、なす、あと一つ忘れました。なすはこれにご先祖様が乗って帰られるということで、ヘタを頭にして「おがら」四本足に見立ててさし、しっぽにとうもろこしのひげをつけて馬にします。また、『迎え団子』といって、団子粉を練って丸め、きな粉をまぶしたものをお供えします。飾る切り花にも『おがら』を立てます。
おがらというのは「お」という植物を乾燥させたもので、昔は山裾にいけばたくさんとれたそうですが、いまはでとれなくなってしまったそうです。
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# by deity_river | 2007-08-25 23:56 | ぎょうじ | Comments(0)

地蔵盆

 8月24日に観音堂でおこなわれる地蔵盆に参加しました。地蔵盆は地域によって違いますが、このあたりではだいたい23日に行なわれています。作畑地域の盆祭りはめずらしく24日の昼から行なわれました。(本当は24日に行なうのが元来みたいですね。最近は仕事の関係で23日前後の週末に行なうところが多いです。)
そもそも、地蔵盆というのは子どもを守るお地蔵さんの縁日だそう。ずらずらと書くと長くなるので、参考にこちらをどうぞ。
 1時半を過ぎるころにみんなぽつぽつと集まり始めて、お地蔵さんにお供えを捧げて、みんなで合掌したあと、その数珠は地域の代表の方が「南無阿弥陀仏」を上げられ、それに続いてみんなで「南無阿弥陀仏」を唱えながら、大きな数珠を回しました(回す前に目標100回回しと居て言っておられましたが、そんなに回したのでしようか・・・)。そのあとは「観音総代」と「祭り部」のかたの用意された食事で、地域の方々と語り合いをしました。

 地蔵盆というのは本来は子どものためのお祭りなのに、子どもがほとんどいないこの地域はお年よりの方のための集まりの場になっていました・・。けど、こういう場もいいですね!帰りにはお供えされたものをみんなでわけあい頂いて帰りました。
 同じ町内で場所によって、少しずつ地蔵盆の様子がちがいます。(ちなみに私の住んでいる地域は、地蔵さまの周りに子どもの名前のかかれた提灯を飾って、数珠まわしでは和尚さんがお経をあげたったのです。最近はその後、盆踊りも一緒にやってます。)比べてみるときっと面白いんだろうなぁ。


 祖父から聞いたのですが、作畑のお地蔵さまは6体おられ、一番左にほかの六体の倍ぐらいの大きさをした親のお地蔵さまが行ったいおられます。そのことから、『六体地蔵』と呼ばれるそうです。その親のお地蔵さまというのは昔から「転ぶと喜ぶ」といわれ、子どもがよく祭壇からおろして
お地蔵様が祭られているところから(すこし高い位置にあるのでそこから)参道にむかってほって(投げて)いたそうです。本当は罰当たりと言われるようなことですが、ここでは、そうすることで地蔵さまが喜ばれるといって子どもの遊び道具(?)になっていたそう。けど、小さい子はほることはできても元の場所に持ち上げることができなかったので、年上の子どもたちが手伝っていたそう。そのためか、その地蔵さまだけ、少し新しかったのです。(子どもたちの遊ばれて壊れたのか・・・・)
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# by deity_river | 2007-08-25 22:31 | ぎょうじ | Comments(0)

日参

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このあたりには地区ごとに神社があり、特に大歳神社が多いみたいです。大歳神社が多いのはきっとなにか地域ごとの信仰の違いがあると思うのですが、いずれにしても(神社の名前が違っても)『日参』と言うのがあります。
これは毎日誰かがお参りするように、旗がまわってきます。しかし、家へまたは親戚に不幸があったら飛ばされて次の家に回されます。
 明日は私の祖父母の家が「日参」の当番です。
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# by deity_river | 2007-08-17 06:49 | ぎょうじ | Comments(0)

お盆

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祖父母は季節の行事を大事にする方で、特にその中でもお盆は最重要な行事です。今年は私も迎え火を焚くのを見学させてもらいました。

 『迎え火』というのは盆にご先祖様が家にかえられる際の目印にするためにたくそうです。家の仏壇につながる庭の角に、おがらと杉の葉をワラで束ねたものを竹に挿して火を点けました。それに火を焚くことでご先祖様は迷わず墓から家に帰ってきます。
祖母から少し聞いたのですが、父が幼い頃は『迎え火』を焚くことはもちろんしていたのですが、わざわざ墓へ行き、おんぶするかっこうで家にまで帰ってきたそうです。これはご先祖様を墓から家へおんぶして連れて帰るということらしいです。
 
 翌日の15日はお供え物を川に流して、その後、お寺へ参ります。その際、今はお金を渡すそうですが、祖母は昔の様式に従って「うちまき」とよばれる生米に賽の目にきった茄子を混ぜたものももって行きました。神様の行事は「生米のみ」。仏様の行事は「生米と茄子」だそうです。
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# by deity_river | 2007-08-15 23:39 | ぎょうじ | Comments(0)

土用のはらわた餅

 毎年7月17、18日には作畑地域にある「観音さん」で「観音まつり」が行われます。
 作畑の地域ではその観音祭りの日(17日)の晩に「土用のはらわた餅」を食べる習慣があります。
はらわた餅とはふつうの餡衣餅(あんころ餅)。これは牡丹の咲く時期に作ると「ぼたもち」、萩の咲く時期に作ると「おはぎ」、土用のころに作ると「はらわた餅」(一般的には「土用餅」とよばれる)というように、見た目姿は同じでも名前が変化していきます。

 「土用餅」とは、夏の土用(どよう:立秋の前の18日間)が最も暑い時期といわれ、暑い夏を乗り切るために、精のつくものを食べる習慣があります。丑の日といえば鰻ですが、土用の入りに<土用餅>と呼ばれる餅を食べる習慣も、室町時代からあるそうです。
 
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# by deity_river | 2007-07-14 23:58 | しょくじ | Comments(0)

地元の暮らしの様子や日々思ったことを更新中。なくしたくないものがたくさんあるから。