2014年 05月 13日
岩塊流をみよう!
そんな二人に、同行しました。
4月17日。
まずは、山焼きが終わったばかりの砥峰高原を越えて、
(このだらだたとした地形は砂鉄を採ったあとです)
廃村になった「ナガソ」集落を横目に進んで、千町峠を目指します。
悠々山荘をみて、
ここは、岩塊流が有名なところです。
やまあそさんは、ものすごい歩荷です。
ここは、宍粟50名山に選定されてから、木を伐採して登りやすくなり、岩塊流も見やすくなったのですが、やまあそさんの話では、「日当たりがよくなって、岩塊流のコケが乾燥してきている」とのこと。
たしかに、赤茶色になっています。
岩塊流を見ながら、のぼっていくとテラスあります。
有名なクジラ岩もあります
どんどんのぼっていきます。
途中、シダの枯れたところがありました。昔はシダだらけだったそう。
山頂近くに行くと、日本庭園のようなところがありました。
ここいは、何とまだ、雪が残っています。
さらにのぼると、山頂。
ここから段ヶ峰や杉山が見えました。
やまあそさんいわく、「杉山の一部だけど、僕は裏段ヶ峰という方がぴったりくる」とのこと。
ここで、山の音楽会しました。
帰りは、オオタワ経由で帰りました。
ここから朝来市田路から一宮へ通そうとしていた林道が崩れているのが見えました。
尾根をどんどん歩いていくと、オオタワに到着。
昔からの峠道にはお地蔵さまがおまつりされていました。
(志主 田路助ヶ谷 庄助 とあります)
やまあそさんは田路地区でこの石仏について聞き取りをしたことがあるそうです。
そこから、林道がすぐ見えたので、ここから、林道をあるき、駐車場へ戻りました。
ここの林道は完成して、まだ間もないそうですが、防砂ネットが破れていたり、フェンスが倒れていたり、道に落石があったり、もういろんなところがだめになってきています。
なのに、オオタワのむかしからの峠道はそのまま残っていて(林道工事でなくなっているところもありますが)
、昔の人はいろいろ考えながら、道を作ったんだなぁと感じました。
最後は岩塊流保存のための橋を渡って、駐車場へ。
たくさんのことを学べた山歩きでした。
by deity_river
| 2014-05-13 23:04
| しゅみ